「DJI Osmo Action 6とDJI Osmo Action 5 Pro、結局どっちを買えばいいの?」
そんな疑問をお持ちではないでしょうか。
筆者はDJI製品の販売に携わっており、日々お客様からこの質問を受けています。スペック表を並べるだけでは見えてこない「実際の撮影体験の違い」と「価格差1万円の正直な評価」を、この記事でしっかりお伝えします。
結論を先にお伝えすると、「これから新たに購入するならOsmo Action 6一択」「Osmo Action 5 Proユーザーの買い替えは用途次第」です。その理由を詳しく解説していきます。
Osmo Action 6 vs Osmo Action 5 Pro|スペック比較表
まずは両機種のスペックを一覧で確認しておきましょう。価格は2026年6月時点の実勢価格です。
| 項目 | DJI Osmo Action 6 | DJI Osmo Action 5 Pro |
|---|---|---|
| 価格(スタンダードコンボ) | 約59,000円〜 | 約45,000円〜 |
| センサーサイズ | 1/1.1インチ スクエアCMOS | 1/1.3インチ CMOS |
| 絞り | 可変絞り f/2.0〜f/4.0 | 固定絞り F2.8 |
| 最大解像度 | 4K(スクエア含む) | 4K |
| 最大フレームレート | 4K/120fps | 4K/120fps |
| 手ブレ補正 | 4K HorizonSteady(カメラ内処理) | HorizonSteady(2.7K止まり) |
| 縦向き撮影 | 対応 | 非対応 |
| 内蔵ストレージ | 50GB | 47GB |
| 防水性能(ケースなし) | IP68 / 水深20m | IP68 / 水深20m |
| バッテリー互換性 | Action 5 Pro・Action 4・Action 3と共通 | Action 4・Action 3と共通 |
| マウント | 両面装着対応(前後なし) | 片面のみ |
| ジェスチャー操作 | 対応 | 非対応 |
| 4Kカスタムモード | 対応 | 非対応 |
| 2倍ロスレスズーム | 対応 | 非対応 |
| マクロレンズ対応 | 対応(別売) | 非対応 |
表を見るとOsmo Action 6の進化点が多いことがわかります。しかし重要なのは「その進化が自分の撮影スタイルに必要かどうか」です。以下で各ポイントを詳しく解説します。
Osmo Action 6の進化ポイントを深掘り解説
① スクエアセンサーとは何か|「縦横どちらも4K」の革命的な意味

DJI Osmo Action 6 最大の特徴は1/1.1インチのスクエア(正方形)CMOSセンサーの採用です。これは競合記事が「センサーが大きくなった」と表面的に伝えているだけで、その本質的な意味まで説明できていないポイントです。
従来のアクションカメラのセンサーは横長(16:9)の形状でした。そのため、横動画(16:9)か縦動画(9:16)のどちらかを選んで撮影する必要があり、後から変えることはできませんでした。
Osmo Action 6のスクエアセンサーは正方形なので縦にも横にも余裕があるのです。4:3(スクエアに近い比率)で撮影しておけば、後から横長のYouTube動画にも縦長のInstagramリール・TikTokにも、どちらも4K画質のまま切り出せます。
SNSや動画投稿を複数のプラットフォームで行う方にとって、これは非常に大きなアドバンテージです。Action 5 Proでは「横用と縦用で2回撮影する」か「どちらかの画質を犠牲にしてクロップする」しかありませんでした。

これが「新型センサーサイズ」と呼ばれているものですね!縦動画が主流になりつつあるので、それを踏まえると良いですよね〜
② 可変絞り(f/2.0〜f/4.0)|暗所と屋外の両方に強くなった

アクションカメラ業界初となる可変絞り機構の搭載もOsmo Action 6の大きな進化点です。Osmo Action 5 ProはF2.8固定でしたが、Action 6はf/2.0〜f/4.0の範囲で絞りを調整できます。
これがどう違うかというと、
Osmo Action 5 ProのF2.8固定では、極端に明るい場面や暗い場面で映像が破綻することがありました。Osmo Action 6は絞りを自動または手動で変えることで、どんな光環境にも対応できます。これは撮影の自由度という観点で、一段上のカメラになったといえます。
Osmo Action 6 には、色んなレンズがあるので、レンズを変えて撮影を楽しむことができるのもポイント高いですね!
③ 4K HorizonSteady|Osmo Action 5 Proとの決定的な差

手ブレ補正のHorizonSteady(360°水平維持)は、Osmo Action 5 Proにも搭載されていました。しかしOsmo Action 5 Proでは2.7K解像度が上限であり、4Kでは使えませんでした。
Osmo Action 6では4K/60fpsのままHorizonSteadyが使えます。ボートや自転車、バイクなどで本体が大きく傾いても映像が水平を維持し続けます。4K解像度でこれができるアクションカメラはOsmo Action 6が初めてです。
スポーツや野外アクティビティの撮影をメインとする方にとって、この差は非常に大きく感じられるはずです。
④ バッテリー互換性|Osmo Action 5 Proのバッテリーがそのまま使える
これは見落とされがちですが非常に重要なポイントです。
Osmo Action 6はDJI Osmo ActionエクストリームバッテリーPlus(1950mAh)を採用しており、Osmo Action 5 Pro・Osmo Action 4・Osmo Action 3のバッテリーと共通規格です。つまり、
- Osmo Action 5 Proユーザーがそのままバッテリーを流用できる
- 多機能バッテリーケースもそのまま使える
- 予備バッテリーを買い足す必要がない
買い替えの際の追加コストを大きく抑えられる点はOsmo Action 5 Proユーザーにとって買い替えの背中を押してくれるポイントです。
⑤ マウントの両面装着対応|地味だけど現場で助かる進化
Osmo Action 6ではマウントアダプターが前後どちらでも装着できる両面対応になりました。Osmo Action 5 Proでは向きを確認してマウントを取り付ける必要がありましたが、Osmo Action 6では気にせず素早く装着できます。
水辺やアウトドアでの撮影など、急いで取り付けたい場面で意外と役立つ進化です。DJI販売の現場でも「細かいけど嬉しい」という声をよく聞きます。
価格差1万円の正直な評価
2026年6月現在の実勢価格は以下のとおりです。
| モデル | スタンダードコンボ | エッセンシャルコンボ |
|---|---|---|
| Osmo Action 6 | 約59,000円〜 | 約54,000円〜 |
| Osmo Action 5 Pro | 約45,000円〜 | 約43,000円〜 |
| 差額 | 約14,000円 | 約11,000円 |
この差額で得られる主な進化は「スクエアセンサー・可変絞り・4K HorizonSteady・縦向き撮影」です。
1万円以上の価値があるかどうかは、正直「使い方次第」です。
SNSで縦横両方の動画を出したい方、夜間や屋外など光量の変化が激しい場所で撮影する方、最新のHorizonSteadyを4Kで使いたい方にとっては1万円の差額は明らかに元が取れます。一方で、明るい屋外での撮影がメインで横動画のみ使う方にとっては、Osmo Action 5 Proでも十分です。
【用途別】Osmo Action 6を選ぶべき人

以下に当てはまる方はOsmo Action 6を迷わず選んでください。
| こんな方に | 理由 |
|---|---|
| YouTube+Instagram/TikTokなど複数SNSで投稿したい | スクエアセンサーで縦横どちらも4K対応 |
| 夜間・室内・夕暮れなど暗所での撮影が多い | 可変絞りf/2.0+大型センサーで暗所に強い |
| ボート・自転車・バイクなど揺れる撮影をする | 4K HorizonSteadyで水平を完全維持 |
| これからアクションカメラを初めて買う | 現行最上位モデルで長く使える |
| Action 5 Proユーザーで暗所性能・縦動画に不満がある | バッテリー流用可で買い替えコストを抑えられる |
▼ Osmo Action 6はこちら
【用途別】Osmo Action 5 Proで十分な人

次のような方はOsmo Action 5 Proのほうがコストパフォーマンスに優れた選択肢です。
| こんな方に | 理由 |
|---|---|
| 晴天の屋外撮影がメインで暗所はほぼ撮らない | 可変絞りの恩恵が少ない |
| 横動画(YouTube)のみで縦動画は不要 | スクエアセンサーの強みを活かせない |
| 予算を1万円でも抑えたい | 4K/120fpsなど基本性能は同水準 |
| すでにAction 5 Proを持っていて不満がない | 買い替えによる大きな恩恵が得られない可能性がある |
Osmo Action 5 ProはOsmo Action 6と同じ4K/120fps・IP68防水・10bit D-Log M対応を備えた完成度の高いモデルです。Osmo Action 6 発売後は実勢価格が下がっており、コストパフォーマンスという点では今が最も狙い目の時期ともいえます。
▼ Osmo Action 5 Proはこちら
Osmo Action 5 ProユーザーのOsmo Action 6への買い替えは「あり」か?
「縦動画も撮りたい」「暗所をもっとキレイに撮りたい」「4KのままHorizonSteadyを使いたい」のいずれかに当てはまるなら、買い替える価値は十分あります。
特にバッテリーがOsmo Action 5 Proと共通規格なため、バッテリーや多機能バッテリーケースをすでに複数持っている方は追加出費なしでOsmo Action 6に移行できます。実質的な乗り換えコストはカメラ本体の差額のみです。
一方で、「昼間の屋外撮影がメインで横動画しか使わない」という方には、買い替えを急ぐ必要はありません。Action 5 Proを使い続けながら、Action 7が出るタイミングで改めて検討するのが賢い選択です。
よくある質問(FAQ)
はい、共用できます。両機種はDJI Osmo ActionエクストリームバッテリーPlus(1950mAh)を採用しており、互換性があります。Action 3・Action 4・Action 5 Proのバッテリーや多機能バッテリーケースもOsmo Action 6でそのまま使用可能です。
マウントアダプターはOsmo Actionシリーズ共通規格のため、多くのアクセサリーがそのまま使えます。ただし、Osmo Action 6専用のマクロレンズやFOVブーストレンズなど一部純正アクセサリーはOsmo Action 6専用設計となっています。
Osmo Action 6が搭載する1/1.1インチの正方形(スクエア)型CMOSセンサーのことです。正方形のセンサーを使うことで、横長(16:9)と縦長(9:16)の両方を4K画質のまま後から切り出せるのが最大の特徴です。SNSで縦横両方の動画を投稿する方に特に有効な機能です。
どちらもIP68等級・ケースなし水深20mまで対応しており、防水性能に差はありません。専用防水ケース(別売)を使えば両機種とも最大水深60mまで対応できます。
まとめ|Osmo Action 6 vs Osmo Action 5 Pro どっちを選ぶ?
最後にポイントを整理します。
- これから新たに購入するなら→ 迷わずOsmo Action 6。長く使えるうえに将来的なSNS運用の幅が広い
- Osmo Action 5 Proユーザーで縦動画・暗所に不満があるなら→ Osmo Action 6への買い替え価値あり。バッテリー共通なのでコストを抑えられる
- 昼間の屋外・横動画メインで不満がないなら→ Osmo Action 5 Proのまま継続。次世代モデルを待つのも賢い選択
使用した経験からいうと、Osmo Action 6は「スペックの違い」より「撮影体験の違い」が大きいモデルです。スペック表だけ見ると差が小さく見えますが、実際に使うと可変絞りとスクエアセンサーの恩恵を強く感じます。
迷っているなら、ぜひ用途を確認してから判断してください。
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