みなさん、こんにちは、こんばんは!
GoProを長い期間使用していると、バッテリーがなんか差し込みにくいなあ、と思ってバッテリーを見てみると『膨張している』事に気づきました。。。
写真では少し分かりにくいですが、まあまあ膨らんでいました。笑
バッテリーがなぜ膨張したのか、またどうすれば膨張を防げるのかについて書いているので、困っている方は、以下の記事をご覧ください。
バッテリーが膨張した原因
まず、なぜ膨張したのか、使用の背景とともに考えてみました。
背景
バッテリーはGoPro純正のバッテリーを使用しています。
バッテリーは複数所持しており、この1つのバッテリーだけが膨張してしまっていました。
どのようなことが原因なのか、僕なりに考えてみました。
膨張したバッテリーは「HERO9 Black」に差し込んでいたバッテリーです。
2021年にはHERO10 Black、2022年にはHERO11 Black、2024年にはHERO12 Blackを使用しているので、HERO9 Blackは約4年間、使用していない状況でした。
ある日、HERO9 Blackの電源を入れた際に、バッテリーの充電がなかったので、抜き出そうとしたときに、膨張していることに気づきました。
抜き出そうとしても、膨張しているので、普段の力で引っ張ると抵抗があるくらいでした。
原因の考察
このようになってしまった原因を考えてみました。
結論から伝えると、おそらくバッテリーをGoPro本体にずっと入れていたことで、微力ながらに電力が流れ続け過放電が起きて、膨張したのではないかと。。
また、HERO9 Blackの時代に使用していたバッテリーなので、劣化していたというのも大きな原因だと思います。
GoPro純正のバッテリーだからといって、バッテリーはあくまで「消耗品」なので寿命があります。
純正だから大丈夫と安心している気持ちも多少ありました。笑
GoPro純正バッテリーは「リチウムイオンバッテリー」なので、リチウムイオンバッテリーについて少し調べてみました。
リチウムイオンバッテリーでは、正極材と負極材、電解質にゲル状ポリマーなどが使用されています。経年劣化により、電池内で化学反応が起こりガスを発生させると、バッテリーの膨張が起こるのです。
とのことでした。
電解液が気化して、バッテリー内部が膨張していたのですね。
少し難しいですが、以下の3つの原因が挙げられます。
・バッテリーの「充電」と「放電」の繰り返し
・充電完了後、バッテリーに電源を供給したままで放置する「満充電放置」
・バッテリーに電源を供給したまま放置するときの「環境温度」
僕の管理方法は、バッテリーの充電が減っていたら、なるべく満充電にして保管しています。
バッテリーは、使用していなくても少しずつ充電が減っていきますよね。なので、知らず知らずのうちに「充電」と「放電」を繰り返していたようです。
シンプルに寿命の可能性も大いにあるかと思いますが、、。同じ世代の方は分かるかもしれませんが、PSPも使い続けているとバッテリーが膨張してましたよね。笑
夏の車内でGoProに入れたままのバッテリーやバッテリー本体を保管していると、膨張する恐れは非常に高いです!
一般的に膨張の理由は、保管している環境の温度でしょう!車内に置いている方は、バッテリーが膨張していることが多いかと思います。
夏の車内は、想像している以上に暑くなっているので、バッテリーはなるべく車内で保管しないようにしておきましょう。暴発する危険もありますので。
バッテリー膨張の危険性
バッテリーが膨張してしまっているまま、使用し続けることは避けましょう。
異常な発熱が起きたり、最悪発火する恐れもあります。
激しいアクション系の撮影を行っている方は、衝撃も起きますので気をつけましょう。
膨張を防ぐ方法
膨張を防ぐ方法は、あまりありませんが、ちょっとした方法を紹介いたします。
・電池残量0%の状態で放置しない(60~70%で保管がおすすめ)
・充電が100%の状態で充電し続けない(充電後は充電をやめる)
・満充電のままで放置しない
・高温・湿度が高い場所で保管しない(特に夏の車内)
・バッテリーを挿しっぱなしにしない(使用しない場合は抜いておく)
現在の経験談や使用者の声になりますが、
「Enduroバッテリーが膨張した」という情報はまだ聞いたことがないです。
僕自身もEnduroバッテリーを3つ使用していますが、膨張したものはないです。
使用時間や使用回数が、膨張したバッテリーよりも少ない、という事かもしれませんが、膨張でいつも悩まれている方は「Enduroバッテリー」を購入してみても良いかもしれません!
↑Amazonでの販売がなくなっていますが、楽天では売っています。
バッテリーが膨張してGoPro本体から取り出せなくなった場合
今回の僕の場合は、バッテリーの膨張がまだマシだったのか、GoPro本体から取り出すことができましたが、人によっては、取り出すのも難しいくらい膨張している場合もあります。
そうなると、テープを引っ張ってバッテリーを本体から取り出すことはほぼ不可能です。
テープが先にちぎれてしまいます。。。
そうなると、「詰んだ、終わった、、、、」と絶望してしまうと思いますが、無理やり取り出すことはできます。
取り出す方法
先が尖った細めの「ピンセットラジオペンチ」を使用して取り出します。
そこまで苦労せずに取り出すことはできます。
お分かりかと思いますが、取り出した後のバッテリーはほぼ使い物にならないでしょう。
膨張したバッテリーを再度、使用するのも危険ですので、破壊するつもりで問題ありません。
オススメのGoProバッテリー
バッテリーは消耗品なので、長期間使用しているのであれば、買い替えも必要です。3年くらい使用したら、買い替えておくと良いかもしれませんね。何かが起きた後では遅いですからね。。
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まとめ
GoProのバッテリーが突如いきなり、膨張してたら驚きますよね。
膨張していたら、寿命だと思って買い替えを行うようにするとよいかと思います。
購入したばかりなのに膨張した場合は、1ヶ月までは保証対象なので、サポートへご連絡してみてはいかがでしょうか。(※国内購入でタジマの保証書がある場合)https://www.tajima-motor.com/gopro/contactform/
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