みなさん、こんにちは、こんばんは!
GoPro HERO12 Blackがついに発表されましたね!どんな性能になったのか、何が変わったのか、気になっている方も多いかと思います。
「HERO12 Black」の新しい機能について、まとめましたので、HERO12 BlackとHERO11 Blackのどっちが自分に良いのか、参考にしていただければ嬉しいです!
それではいきましょう〜!!
HERO12 Blackの新機能
HERO12 Blackは、マイナーアップデートだと世間では言われています。偶数機種(HERO10やHERO12など)は、マイナーアップデートと言われることが多いです。
個人的な印象だと、奇数機種は大きい新機能というよりかは、もともとある性能が更にレベルアップしてくる印象がありますね!マイナーと言われると、あんまりなのかな?と思うかもしれませんが、使うと全然違うことの方が多いです!!
液晶モニターや外観のサイズは、HERO11 Blackから変わりありません。同じなので、HERO12 BlackはHERO11 Blackで使用できていたアクセサリーを引き続き使用できます。
センサーサイズも同じでした。1インチのセンサーサイズになることを期待していました方も多かったでしょうが、次回に期待ですね。
価格は、以前のHERO11 Blackの価格になっています(63,800円)。
HDR動画撮影
HERO12 Blackは「HDR動画撮影」が撮影できるようになりました。
今まで写真モードではHDR撮影を行うことができましたが、動画でもHDR撮影ができるようになっています。
さらに色味が鮮やかに撮影できるようになっています!
HDR動画撮影ができるのは、5.3K(16:9)と4K(8:7と16:9)のみになっています。
HERO12 Blackは、HDRの動画撮影がイチオシ新機能なのではないでしょうか!
HDR動画撮影とは
HDRとは、High Dynamic Range(ハイ ダイナミック レンジ)の略称です。
HDR撮影とは、異なる露出設定で撮影された複数の写真を組み合わせて、広いダイナミックレンジ(明るさの差)を持つシーンをより詳細に捉えるためのテクニックのことです。
通常のHDR撮影は、1枚の写真ではシーン内の明るい部分と暗い部分を同時に適切に露出するのは難しいので、HDR撮影は、複数撮影した写真を組み合わせて、良いとこ取りしています。(※動画のHDR撮影は、違う仕組みの場合もあります)
例えば、晴れの日に室内から写真撮影する場合、外にピントを合わせると、外に露出が合わされて室内が暗くなります(黒つぶれ)。逆に室内にピントを合わせると、室内に露出が合うので、外が白飛びするでしょう。
HDR撮影を使用すれば、黒つぶれも白飛びもしない、暗いところも明るいところも両方映った映像を撮影することができるのです!
HDR撮影を動画で撮影できるようになるのは、めちゃくちゃ嬉しいです!撮影するのが楽しみです。
HDR撮影のデメリット
一般的なHDR撮影のデメリットは、複数の写真を撮影して合成するので、動きの速い撮影だとブレることがあります。(HERO12 BlackのHDR動画撮影の仕組みは違う場合もあります)
ですが、GoPro公式HPで、車で走っている映像があるので、おそらく速い動きでも問題ないようになっているのかな、と思います。
5.3Kや4K60fpsでしか撮影できないのも、シャッタースピードが速いとブレると理由もあるかと思います。
また、HDR撮影したデータは、他の撮影データよりも情報を多く含むのが一般的なので、動画データ、容量が重くなる可能性もあります。
撮影時間が2倍に向上
HERO12 Blackは、バッテリー効率が大幅に向上したので、1回の充電で可能な5.3K60fpsビデオの連続録画時間が、2倍にまで大幅延長しています!
HERO11 Blackでも使用していたEnduroバッテリーで、この性能を手に入れることができます。バッテリー自体の変更はないです。
5.3K60fpsで70分の連続録画が可能になり、5.3K30なら1.5時間以上、1080p30なら2.5時間以上連続で録画できるようになりました。
YouTuberやvlog動画にGoProを使用する方が多くなっているので、非常にありがたいアップデートではないでしょうか!釣りやモトブログなどにも良いですよね!
↓オススメのバッテリー(バッテリー2つとチャージャー付き)↓
↓サードパーティー製のオススメバッテリー↓
Bluetoothオーディオ接続
HERO12 Blackと互換性のあるデバイスをBluetooth接続することができます!
YouTuberやvlog動画などを撮影している方は、非常に嬉しい新機能ではないでしょうか。音声のクオリティを大きく向上することができるでしょう!
車の外にカメラを設置して、車内から音声を吹き込むことだってできますよ
↓AirPodsを接続することができます↓
またBluetooth接続したデバイスから、音声コントロールすることもできます。
モトブログの方など、音声で撮影スタートしたりすることができるのは嬉しいのではないかなと思いました!
距離が離れていたり、物理的に操作できない状況でも、GoProをコントロールできるので、使える幅が大きく広がったのではないでしょうか!
新カラー「GP-Log」
HERO12 Blackには、10-bitカラーと8-bitカラー以外に「GP-Log」という新カラーが追加されました。
「GP-Log」は、彩度などが低く設定された、rowデータのようなイメージです。
カラグレ(カラーグレーディング)などを行うクリエイターには、嬉しい機能だと思います。
今まで、GoProはデフォルトでも彩度などが高く設定されていたため、動画クリエイターはGoProを使いづらかった部分が「GP-Log」で仕事や作品制作にも使用できるようになっています。
現在、LUTは配布されていませんが、今後GoPro独自のLUTが配布されるということも耳にしましたので、楽しみですね!
今までよりも、更にシネマティックな映像を作成することができますね!
縦のアスペクト比「9:16」
HERO12 Blackから、GoProを横向きにしなくても、アスペクト比の設定で「9:16」の縦向きが追加されました。
撮影できる解像度は、4Kと1080pの2つのみになっています。
今までは、アスペクト比16:9に設定して、GoProを横向きにして、9:16にしていましたが、そうする必要がなくなりました。
これは、TikTokやInstagramのストーリー、YouTubeショート動画など近年、縦動画が流行しているので、より簡単にSNSに共有しやすい機能を取り入れたのではないでしょうか。
今まで通り、8:7で撮影して、アプリで9:16に切り出す方法でも問題はないです。
タイムコード同期
HERO12 Blackから、タイムコードを同期できる機能が備わりました。
GoProアプリQuikの「タイムコード機能」によって、複数のHERO12 Blackを同時に同期して、マルチカメラ編集することができます。
いろんなアングルで撮影した、複数のHERO12 Blackの撮影時間を正確に合わせることができます。これは「Adobe premier」や「Final Cut Pro」などの編集ソフトでも使用できます。
この機能もクリエイターやYouTuberが嬉しいような機能になっていますね!複数GoProを使用して、時系列を合わせて編集しているような方は非常に嬉しいかと思いますね!
カメラネジ搭載(外観)
HERO12 Blackは、底面にあるマウントフィンガーの真ん中にカメラネジ(1/4-20)が搭載されました。
カメラネジが搭載されることで、一眼に使用できるような一般的な三脚やGoProでなはい社外製の自撮り棒などをHERO12 Blackに取り付けることができるようになりました。
今までGoProは、GoPro独自のマウントスタイルでGoProアクセサリーを使用することを前提にされていましたが、その概念を覆してきました!意外です!
GoProは、カメラ本体を購入しても互換性のあるアクセサリーを購入する必要がありましたが、その必要がなくなったので、一眼カメラユーザーや別のアクションカムを使用している方もGoPro HERO12 Blackを購入しやすくなったのではないでしょうか。
↓HERO11をお持ちの方は、サードパーティ製のカメラネジ搭載のマウントフィンガーもあるのでオススメです↓
GPS機能(廃止)
HERO12 Blackは、GPS機能がなくなりました。
今まで長いこと備えられていましたが、撤廃されました。GPS機能はバッテリー消費も多くしていて、熱暴走に深く関係していたので、廃止したのかもしれませんね。
そのことにより、GoProアプリのステッカー機能のスピードメーターや標高などは使用できなくなりました。
Maxレンズモジュラー2.0
HERO12 Blackは、新商品である「Maxレンズモジュラー2.0」が装着できます。
ただHERO11 Blackが装着できないのかは不明ですが、商品ページを見る限り、今のところはHERO12 Blackのみ使用できるようです。
視野角、最大177度の超広角デジタルレンズを4K60fpsで使用できます。またGoProの中で最大レベルの手ぶれ補正も手に入れることができます。
Maxレンズモジュラー2.0を推している方も多いようです。177度なので、装着するとHERO12 Blackの真横あたりの映像も映るので、凄い映像を撮影できるかと思います。
↓GoPro HERO12 Blackはこちら↓
インターバル撮影
HERO12 Blackには、新しく「インターバル撮影」という機能が追加されています。
この機能は、タイムラプス写真とは異なる機能です。
タイムラプス撮影では、露出が固定されていましたが、このインターバル撮影では、撮影するシーンに応じて最適な露出で、個別に撮影することができるようになっています。
このインターバル撮影を使用すれば、今までタイムラプス写真で撮影していた方は、さらに良い写真を撮影できるかと思います!
新しいUI・UX
HERO12 Blackでは、プロコントロールモードの撮影設定画面のUI・UXが大きく変わっています。非常に使いやすくなっています!
今までのHERO11 Blackなどは、解像度に対して、どのフレームレートが使えるか、選択してからでないとわからない状態で、覚えていない方は、難しかったです。
それが、全く新しいUIに変更されたことで、撮影設定を直感で大いにわかりやすくなりました!これは、撮影状況に応じて設定をよく変更することが多い方はめちゃくちゃ嬉しいかと思います。
この新機能は最後に紹介しましたが、個人的にとても嬉しいアップデートです!これは確実に使いやすくなっていると思います。
HERO12とHERO11の同じ性能
以下は、「HERO12 Black」と「HERO11 Black」の同じ性能を紹介いたします。HERO11 Blackも高性能だということを感じていただければ良いかと思います!
上記で紹介していない性能については、ほぼ同じだと思っていただいて良いです。
↓HERO12 Blackが発売されて、HERO11 Blackの価格が下がりました↓
ビデオと写真のクオリティ
ビデオの最高解像度は、HERO12 BlackもHERO11 Blackも、5.3Kです。
フレームレートも変わりありません。
ただ、HERO12 Blackの4:3のアスペクト比で撮影できる解像度とフレームレートが少なくなっていました。
ですが、この辺りはアップデートで改善できる部分なので、ユーザーの意見によって追加されるかもしれません。
おそらく、4:3が減っていたのは、8:7のアスペクト比で撮影して切り取ったら良いやん、みたいなことなのではないでしょうか。
写真の画素数も2700万画素で同じです。もちろん動画からも写真を切り取った画素数も2470万画素と同じままです。
手ぶれ補正
手ぶれ補正は、HERO12 Blackは「HyperSmooth6.0」に向上していますが、絶対とは言い切れませんが、解像度とフレームレートの合わせかたが増えたことをさしているかと思います。
今回でいうと、アスペクト比9:16が増えたので、その分で向上したとしているのではないかなと思うので、おそらくHERO12 BlackとHERO11 Blackの手ぶれ補正の強さは、ほぼ同じかと思います(多少は向上しているかもしれません)。
ナイトモード
HERO12 Black・HERO11 Blackの両方とも、同じ3つのナイトエフェクト(スタートレイル・ライトペインティング・ライトトレイル)を使用できます。
ただHERO12 Blackは、8:7のアスペクト比でも撮影できるようになっているようです。そう考えると、HERO12 Blackは向上していると言っても良いかもしれませんね!
タイムラプス・タイムワープ
HERO11 BlackとHERO12 Blackのタイムラプス・タイムワープは、同じ性能です。
ただHERO12 Blackは、アスペクト比4:3の設定と、2.7Kでの撮影設定が大幅に減っていましたので、HERO11 Blackの方が逆に優れている可能性もあります。
ですが、HERO12 Blackは、5.3Kの8:7でタイムワープを撮影できるようになっているようです!
その他
その他もHERO12 BlackとHERO11 Blackの性能は同じになっています。
ただ、今後アップデートなどでHERO12 Blackの機能が、HERO11 Blackも使用できるようになる可能性は大いにあります。
GoProというカメラは、ファームウェアアップデートで性能の向上を発売してからも、行うことができます。それが結構強い部分です。
不具合があれば修正され、旧機種は新機能が追加されたりしていくことが多いです。
GoProのそういうところ凄いですよね!どんどん性能が上がります!
HERO12とHERO11どっちがオススメ?
これからGoProを購入する方はどっちを買うほうが良いのか迷うかもしれないので、どっちがオススメか、簡単にまとめてみました。
HERO12 Blackをオススメする方
- 新しい物好き
- 長時間録画を行う
- 写真より動画を撮影する(または動画から写真を切り抜く)
- 動画編集する
- ナレーションやりたい
- 他社製品のアクセサリーをいっぱい持っている
- 今までGoProのカメラを買ったことがない
- より性能が高いカメラを求める
HERO11 Blackをオススメする方
- 最新でなくても高性能ならOK
- 画質が良ければそれで良い
- 高解像度(5.3Kや4K)で長時間録画しない
- GoProアクセサリーをいくつか持っている
- 個人的に撮影するだけでSNSに使用しない
- ちょっとでも安いほうが良い(約1万円安い)
合わせて購入するべきアクセサリー
GoPro本体だけの購入であれば、あとあと必要に感じてくるアクセサリーがあるので、いくつか紹介しておきます。
カメラだけ先にあって、他のアクセサリー不足で撮影できないことになることがあり、非常にがっかりしてしまうので、合わせて購入しておきましょう!
予備バッテリー
HERO12 Blackの連続撮影時間は2倍に伸びていますが、バッテリー自体の容量は以前と同じですので、予備のバッテリーを購入しておくことをオススメいたします。
昔、バッテリー1つしか持っていないときに旅先で撮影できない状況になった際、めちゃくちゃ悲しかったです。笑
個人的には、こちらのバッテリー2つと2つ同時に充電できるバッテリーチャージャーがオススメです。寝ている間にでもチャージャーで2つのバッテリーと、GoPro本体で1つのバッテリーを充電することができるので有能です!
↓サードパーティ製のオススメはこちら↓
自撮り棒アクセサリー
HERO12 Blackを購入して、カメラネジで装着できる社外のアクセサリーを持っている方は、別で購入する必要はないかと思います。
ですが、自撮り棒的なアクセサリーをお持ちじゃない方は、絶対に購入したほうが良いです。
自撮り棒アクセサリーでどれが良いか選ぶ際には以下で決めましょう!
三脚は必要か?長さはどれくらい伸ばしたい?使わないときの長さはどれくらいコンパクトにしたい?付け外しが簡単か?この4点を考えて決めればよいかと思います!
マイクロSDカード(推奨のもの)
GoProは高性能のカメラなので、GoProに使用するマイクロSDカードも高性能のものでないと、せっかく購入したHERO12 BlackやHERO11 Blackなどのカメラ本体が故障してしまいます。
GoProが推奨しているマイクロSDカードを購入するようにしましょう!(必須です)
機械に詳しいのであれば、推奨されているスペックと同等のマイクロSDカードを購入しても良いかと思いますが、それで故障してしまうと悲しい気持ちになります。
その他
その他は、HERO12 BlackやHERO11 Blackを使用する環境や状況で必要なものを購入しておきましょう。
自転車やバイクで使用する予定であれば、ハンドルバーシートポストマウントや新アクセサリーであるBoom、チェスティーなどがあると良いです。
モトブログを行う予定であれば、パススルードアや3.5mmのマイクアダプター、ザ・リモートなどがあると良いです。
ダイビングなど深い海を潜ったりする予定であれば、ダイブハウジングが必要ですし、サーフィンや川で使用するのであれば、フローティーやザ・ハンドラーがあると良いです。
スノーボードやダイビングで広い画角で良い映像を撮影できるのは、GoProアクセサリー最長のエルグランデなどがオススメです。
まとめ
今回は、HERO11 Blackと比較した「HERO12 Black」の性能・機能の比較n紹介しました!
またGoProカメラを購入予定で、「最新機種であるHERO12 Black」と「1つ下位モデルであるHERO11 Black」のどっちが自分に合っているのかを、簡単にまとめました。
個人的にHERO12 Blackは、YouTuberや動画クリエイター、vlog撮影者などの動画編集を行う方に特化した性能の向上に感じます。
今まで、クリエイターたちが不便に感じていた部分が改善されてきているのではないでしょうか。
参考にしていただければ!と思います!GoProライフを楽しみましょう~!!
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